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四季折々の山登りで楽しめること (35)_富士山は空いてきました
2013.Aug.20
8月19日(月)は、お盆休みが終わり、朝からの行列登山の時期を越えました。
でも、昼過ぎからは、途中の山小屋を目指す団体登山客はまだまだ多い季節です。それを見ると、擦れ違うことも危ないことから、下山路を別に設けた理由も分かります。それにしても、ブルトーザーで大きく広げて富士山の斜面を蛇行する姿は、何とも言葉が見つかりません。
さて、5合目のバス停からスタートです。砂埃が立ち、マスクをつけた登山客もいて、馬糞の匂いがする5合目からの登山路に向かう15分間程辿る道は、まだまだ多くの登山客で賑わっています。
登りが始まる泉ヶ滝付近で目にするミヤマシャジンを目にして、何となく救われた気持ちになります。
さて、いよいよ吉田ルートを辿りますが、写真のように登山路には、夏の最盛期に、あれほど行列を連ねた光景が嘘のように登山者は少なくなっています。それにしても、山小屋が頂上にかけて約15軒程が連なる光景は、やはり異様です。
でも、まあ、多くの人々が、様々な思いで登り、そして、利用する山小屋ですので、私ごときがとやかく言うこともなということです。
それを忘れさせてくれるのは、登山路の西の吉田大沢の斜面に僅かに残る残雪と夏雲、そして、過って冬に楽しんだ屏風尾根の尾根筋が不思議な心地よさを感じさせてくれました。富士山は、「1度も登らない馬鹿、2度登る馬鹿」という言葉もありますが、実は、春夏秋冬、私を結構楽しませてくれる山です。
さて、いよいよ頂上近くです。狛犬は、あの喧騒を懐かしんでいるかもしれません。
頂上の小屋付近も大変人が少なくなりました。次は、9月にも登る予定ですが、多分、殆ど人の気配もしなくなるでしょう。暖かい日和であることを祈るのみです(初雪は、平均して9月14日前後です)。
小屋の話に若干触れましたので、若干の経済(?)情報を記載しておきます。
山での飲食は、一般的に高くつくのですが、意外や意外、7合目~頂上で売られるコーヒーは、差がなく、400円です。カップめんは、7合目で500円、一つ上の8合目では、600円です。ということは、頂上のオシルコ1杯400円は安いのかもしれません。
さて、世界文化遺産登録後、来年は、どのように富士山が変わるのか、期待を込めて見守りたいものです。
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[ 2013/08/20 22:57 ]
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四季折々の山登りで楽しめること (34)_自然は突然の便りをくれる
2013.Aug.09
今日は、同窓の友人と飲んで帰りました。したがって、アルコールを理由にいつもよりも更に脱線するかと思います。
今週は、宮城県の南三陸~福島県の磐梯山周辺を辿ってきました。
南三陸の陸地は、2013.March.17のblogで紹介した当時と殆ど変化はなく、三陸鉄道の復旧に若干の進展を感じただけでした。でも、海、志津川湾の養殖棚が濃霧の中で確かな復活の影を見せてくれました。
その足で福島の裏磐梯へ歩を進めました。原発事故以来、人の影が少なくなった時期もありましたが、訪れる人が増えてきましたが、一方で相変わらず静かな自然を堪能させてくれました。
2013.July.20のblogで高尾のイワツバメが旅だったことを報告しましたが、裏磐梯の五色沼付近の電線で、所謂ツバメの群れが旅支度の準備を進めていました。
磐梯山周辺では、大変気になる光景を目の当たりにしました。
ブナアオシャチホコの活躍です。八方台から猫魔ケ岳方面のブナ林が一面に落葉した景色を広げていました。所謂、「ブナ枯れ」です。夏なのに目を疑った日本海側のカシノナガキクイムシが媒介するナラ菌にやられた「ナラ枯れ」の景色に出会った時の感覚を思い出しました。
幸いに、ナラ枯れのように枯死するまで至らず、また、ブナアオシャチホコの天敵といわれるのクロカタビラオサムシが活躍するようですので、何とか早く回復して欲しいものです。よく見ると、ブナの実をたわわに実らせてていましたので、ブナは、じっと耐え忍び、次の季節を迎えるようでした。
成り行きですが、「来年」の9月、福島県磐梯山を中心に「第14回視覚障害者全国交流登山大会」にかかわることになりましたが、その時には力強いブナの復活を見たいものです。
今日も、秋田県から「これまでに経験したことのないような大雨」のニュースがありました。可能ならば、突然の嬉しくない自然の便りは遠慮したいものです。
[ 2013/08/09 23:16 ]
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