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いろいろな山や自然の情報を載せていきます。
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四季折々の山登りで楽しめること (43)_ハナネコノメに出会う
高尾の春は、来週頃から華やぎが一層増す予感がします。
今年は、大雪の影響でハナネコノメの開花が遅れていますが、ボチボチと咲き始めています。
小さくて、毒にも薬にも、食用にもならないことから、群生地が狭くなるとは思っていませんでした。でも、狭くなっています。
《ハナネコノメ》
《高尾の北にある沢沿いの残雪》
人気って、不思議なものですね。多摩丘陵のカタクリ、日影沢のキツネノカミソリ等々といった、本来、どこにでもあった姿が少なくなると思うと、何とも寂しく思います。
でも、その界隈を歩くと、ルリタテハやミソサザイが活発に動き回っている姿を見ると、あ~、春だなと感じられる季節です。
先週の環境省での会議では、20100年までの温暖化の影響を予想したそうです。仮説として、20世紀よりも3.5~6.4℃上昇したとすると、日本列島の海面は63cm上昇し、砂浜は85%消失するとのことです。それも寂しいのですが、温州ミカンは適地がなくなり、ブナの9割は消えるだろうとのことです。
さて、人類は、どんな英知を発揮するのだろうか・・・
[ 2014/03/23 22:19 ]
自然
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四季折々の山登りで楽しめること (42)_偶然に出会う
2014.Mar.03
高尾の四季の写真のコメントにも書きましたが、今年の冬は、2月9日に東京地方の45年ぶりと云われた積雪27cmのニュースがありました。ところが、2月15日には高尾で50cmを越え、甲府で110cmと、過去に経験したこともないニュースがありました。2月末日でも、高尾山頂上付近では40~50㎝の積雪となっています。
また、野鳥は、心なしか少ないのが気がかりです。
例えば、例年、高尾では「うるさく」飛び回っているエナガ、ヤマガラ、シジュウカラさえ出会うことが少ないのです。偶然かもしれませんが・・・
《エナガ》
《シジュウカラ》
ところで、AFP時事のニュースによると、スペインとポルトガルの国境地帯に広がるオークの森では、野生のウマの群れが数百年前と同じように自由に走り回っているとのことです。そして、その地域では、オオカミ、ハゲワシや絶滅危惧種のスペインオオヤマネコなどの個体数も回復しつつあるとのことです。今後に注目です。
思えば、ニュージーランドの自然保護への力の入れ方は、半端ではないことがよく知られている状況です。実は、人が居住するようになって自然破壊が急激に進んだ地域として、他に例を見ていません。その反省があってのことになりますが、現在の先進的な自然保護活動は目を見張るほどです。
また、私のイメージとしては、アンデスに当たり前に住んでいると思っていたアルパカを見ることができず、ビクーニャなどは、限られた地域とはいえ、見ることができる現況は喜んでいいのかどうかという按配を目の当たりにすると・・・
大雪が降ってから10間ほど後で辿った高尾の雪道は、一人しか通れない狭い踏み跡になっていました。夏の登山道を思い出しながら、人間、楽をすると、その辿る道幅を広げていくんだろうな~と思いました。そして、高尾の異常な混雑を喜んでいいやら・・・
《大雪の後の踏み跡を行く》
[ 2014/03/08 21:25 ]
自然
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四季折々の山登りで楽しめること (41)_越冬する幼虫など
2014.Feb.01
今年の高尾山は、比較的穏やかな日が続いています。既に、道端の日向では、帰化植物のオオイヌノフグリが咲いています(イヌノフグリは絶滅危惧Ⅱに指定されています)。
とはいえ、寒い冬には変わりがないわけでして・・・
そのような冬に見つけたアサギマダラやオオムラサキの幼虫、そして、コウモリの写真を撮りましたので紹介させていただきます。オオムラサキは、2,500kmの長距離移動が確認されていますが、ヒッソリと高尾で成長しつつあります。また、国蝶のオオムラサキは、ヒッソリと枯葉に包まれて春を待っていました。ついでに、といったらコウモリに失礼ですが、寒さに震えていました。やはり馴染みのない動物ですので、直接触りませんでした。布に包んで戸外に置いたのですが、いつの間にか去っていきました。何はともあれ、小さい動物たちも、一所懸命に生きているのは確かですね。
《アサギマダラとオオムラサキの幼虫》
《寒さに震えるコウモリ》
[ 2014/02/01 21:15 ]
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四季折々の山登りで楽しめること (40)_シモバシラ
2014.Jan.21
高尾山はシモバシラの季節です。
昨年12月末では、写真にあるようなシモバシラを残念ながら見ることが出来ませんでした。でも、このところ寒い日が続き、小さいながらも、やっと見ることができるようになりました。
でも、今日は、夜中に雪か雨になりそうですので、今年の見納めになるかもしれません。
北米では、昨年12月から今年1月にかけて強い寒気に襲われ、アフリカ大陸のエジプトでも降雪があったそうです。
地球の温暖化と寒冷化のメカニズムに関わる知識に乏しい私には分かりにくい気候ですが、今年も寒さが訪れ、高尾山でシモバシラを見ることができ、ラッキーだと思い込んでいる今日この頃です。
さて、高尾山で見ることの出来る通称「霜柱の花」は、次の出会いで、どのようなアートを見せてくれるのでしょうか?
[ 2014/01/22 00:10 ]
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四季折々の山登りで楽しめること (39)_狂い咲き?
2014.Jan.03
本来咲く季節ではなく、所謂、「季節外れ」に咲く花を「狂い咲き」といいますね。
先月の高尾山のページ(http://www.j-natureguide.net/takao201311_12.html)で「桜の花が咲いていました」と紹介しましたが、今日の散歩では、ツツジと梅の花を目撃しました。
梅の場合は、ちょっと早かったといだけで、「季節外れ」と言えるかどうか私には分かりませんが・・・
何れにしても、成長抑制ホルモンや異常な暖かさに関係があるようですが、春を待つ草木の花は、人々に驚きと和みをプレゼントしてくれます。
《高尾山麓で咲いたツツジ》
《高尾山麓で咲いたウメ》
今年も花咲く季節が間もなくですね。
全く、個人的なことですが、今年は、私も狂い咲きしたように新たな仕事を始めることにしました。ビジネスモデルになるか否かは分かりませんが、意外に楽しみです。
[ 2014/01/03 01:02 ]
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